
当院では通常のレントゲン撮影に加え、歯科用CT撮影を導入しております。
歯科用CTは、一般的に撮影するデンタルX線やパノラマX線では判別しにくい部位を三次元の高画質画像を用いることで、より精度の高い診断を得ることができます。
通常のレントゲン写真は一方向からの画像ですが、CT画像はすべての方向からの情報が得られるため、
・インプラントの埋入
・親知らずの抜歯
・歯内療法
などの際、より安全・確実な治療が可能になります。
インプラントの埋入
インプラントを行う際、上顎であれば上顎洞、下顎であれば神経との距離や位置関係、骨の質、厚みなどの把握が重要ですが、CTによりそれらの情報を把握することによりリスクを軽減させ、より安全に行うことが可能です。
親知らずの抜歯
親知らずが神経の近くにある場合、一般的なレントゲンでは神経と重なってみえることがありますが、CTでは神経との距離や根の形態を立体的に把握することができます。
根管治療
根の周りの炎症が従来のレントゲンでははっきり見えないこともありますが、CTを用いることにより炎症の位置、大きさ、原因の場所等を把握できます。
被ばく線量について
当院の歯科用CTは医科用CTの125〜750分の1ほどの低被ばく量のため、安心して検査にのぞんでいただくことができます。
歯科用CT |
0.04mSv |
歯科用パノラマ |
0.01mSv |
歯科用デンタル |
0.006mSv |
(医科用CT 5~30mSv) |

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